女子マラソン野口、米から帰国

「攻める走り見せたい」

　アテネ五輪女子マラソン金メダルの野口みずき（シスメックス）が１９日、合宿先の米コロラド州ボルダーから伊丹空港に帰国。

　２９日の大阪国際女子マラソンに向け、「１００％の練習メニューを消化できた。自分らしい、がんがん攻める走りを見せたい」と抱負を語った。

　野口は昨年末から現地で合宿し、２度の４０キロ走など実戦を意識した練習に取り組んだ。「９日に行った最後の４０キロ走では、終盤で（ペースを）ぐいぐい上げることができた」と充実した表情で振り返り、ロンドン五輪出場を懸けたレースへの手応えを強調した。

　フルマラソンは２００７年１１月の東京国際女子以来。「今回の選考会は厳しい戦いになると思うが、またマラソンで皆さんに元気な姿を見せられるのがうれしい。気持ちも盛り上がり、テンションも上がってきた」と話した。