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残り2枠は名古屋で決着…マラソン女子五輪代表

 日本陸連の尾県(おがた)(みつぎ)専務理事は「大型ホープの出現は非常にうれしい。今後、日本の女子マラソン界を引っ張ってくれる逸材」と重友を評価した。若手の台頭は喜ばしいことだ。

 これで代表3人のうち1枠は埋まったと言える。あと2枠には経験豊富な中堅、ベテランが入るのが理想的。残る選考会は3月11日の名古屋だけで、大阪国際を故障で回避し、スライドするアテネ五輪金の野口みずき(シスメックス)が復活できるのかが注目される。

 昨夏の世界選手権韓国・大邱(テグ)大会で5位入賞の赤羽有紀子(ホクレン)は、国内選考会には出ない選択肢もある。女子の選考会ではない2月26日の東京にエントリーしており、この大阪国際の結果を受け、どう判断するのか。

 アテネまで4大会連続で五輪のメダルを獲得した日本の女子マラソン。その復権を担う陣容を選ぶレースは、最終コーナーを回った。(田上幸広)

2012年1月30日  読売新聞)

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