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恋活小町

「男性を見る目」がない私、どうしたら?

 「自分は、男性を見る目がない」と悩んでいる女性の話を聞きました。彼女は女系家族で、唯一の男性である父親も出張ばかりでほぼ家庭に不在、さらに幼稚園から高校までずっと女子校という環境で育ったそうです。以前の「『理想が高い』と言われるけれど」の補足でもご紹介しましたが、彼女のように、成長過程のなかで男性が近くにいなかった女性は、男性の理想像が現実離れしたものになりやすい、「男性を見る目」が育ちにくいといった傾向があるようです。今回は、特に「異性のきょうだい」の有無に焦点を絞り、恋愛に及ぼす影響について掘り下げてみたいと思います。

異性に過剰な期待をしてしまい、失望も大きい

 異性のきょうだいがいる人の場合は、幼い頃から、男の子(女の子)がどういうことで喜ぶのか、怒るのか、笑うのか、泣くのか…ということについて、日々の暮らしのなかで自然と学んでいきます。異性の実態を根本的に理解しているので、過剰な幻想を抱くこともなければ、大きく失望することも少なく、恋愛関係においても「異性のありのままの姿」を受けいれやすい、という一面があります。

 一方、異性のきょうだいがいない人は、異性のことが具体的に見えないため、理想が高くなったり、幻想を抱いたりする傾向があります。「女の子(男の子)ってこういうもの」「女性(男性)にはこうしてほしい」と色々な面で理想を描いていたり、異性間の「考え方の違い」が理解できず、「なぜ女心(男心)を分かってくれないのか」と頻繁に不満を感じてしまったり。極端な場合は、漫画に出てくるような異性像を信じている人もいるほどです。そして、こういった異性への期待や願望が大きいぶん、実態を目にしたときに、「思っていたのと違う」と失望したり、衝突も多くなってしまったりもするのですね。

異性のきょうだいがいる人は、「異性との関係の持ち方」が上手

 さらに、異性のきょうだいがいる人は、基本的に異性の扱い方を分かっているので、「異性との関係の持ち方が上手」という特徴があります。『結婚できない女』(河出書房新社/小山祐子著)という書籍では、具体的に兄や弟を持つ女性について、以下のように紹介されています。

◎兄がいる女性(妹)=「愛されオーラ」がある

 「兄がいる女性」は、色々な兄弟構成の人のなかでも、特に男性に愛されるのが上手。兄は、なんだかんだ言っても「妹」という存在が可愛くて仕方なく、「妹びいきなお兄ちゃん」は世の中にも多い。そうして兄から愛され守られて育ってくるため、兄がいる女性は、「愛される存在としての自信」が根本的に育っており、男性への上手な甘え方を学んでいる女性が多い傾向にある。

◎弟がいる女性(姉)=「世話焼きオーラ」がある

 弟がいる女性は、弟を子分のように使ったり、横暴に振る舞うのも得意な一方、弟が誰かにいじめられたら喧嘩を売りに行ったり、怪我や病気のときにはかいがいしく面倒を見たり、時には母親以上の優しさで弟の世話をすることもある。彼女たちは、弟をアゴで使いながら、「男性の操縦法」を学び、優しく世話をしながら「男のあやし方」も学んでいるため、男性の扱い方が上手な人が多い。

2012年1月5日  読売新聞)

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