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プルオーバーシャツ…Vゾーンが印象キメる

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スティアンコルの無地のシャツ(右)はジャケットに、格子柄のシャツはショートパンツによく似合う

仕事にも休日にも重宝

 クールビズが定着し、ノーネクタイでも様になるプルオーバーシャツが注目されている。前開きのドレスシャツのように前ボタンが上から下まで付いておらず、頭からかぶるタイプ。襟の立ち上がりがきまる台襟付きなので、ジャケットやジーンズなどと幅広く組み合わせられる。

 紳士服メーカー「ユニバーサルラボ」(東京)が手がけるブランド「スティアンコル」で人気なのは、ボタンダウン襟。無地やストライプ、チェックなど約10種類がそろう。1960年代のアイビールックを思わせるスタイルは、「VAN」のデザイナーとして活躍した三浦俊彦さんがデザインしている。

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セオリーの胸元の開いた白色のシャツ(中央)と、長袖ストライプシャツ(両脇)

 同ブランドのシャツを扱う「ロフトマン1981」(京都市)でも、「仕事にも休日にも使える」と会社員らが色違いで購入する。無地の麻シャツ(1万5750円)は、水平にカットされスリットが入ったすそが特徴で、ズボンの外に出しても品よく見える。カラフルな格子柄(1万3650円)は綿と麻にポリウレタンを混ぜたストレッチ素材で、肌触りもよい。「ポロシャツほどカジュアルすぎないのが魅力。着こなし方で雰囲気が変わるので重宝します」と店長の柿本景さん。

 例えば、細身のスラックスと合わせる場合は、シャツのすそを中に入れ、ジャケットを羽織ればビジネスの場面にも合いそうだ。ショートパンツなら、鮮やかな色のタンクトップの上に着て、襟元からタンクトップをのぞかせれば軽快な印象になる。

 「袖を無造作にたくし上げられる長袖もお薦め」という同メーカーでは、好みの生地を選び、袖丈や着丈を合わせられるイージーオーダー(1万8000円〜)を8月中旬までインターネットで受け付けており、ロフトマン1981の店頭でも8月29日から9日間、オーダー会が開かれる。

 大丸梅田店(大阪市)の「セオリー」では、長袖ストライプシャツ(2万3100円)が好評だ。色はブルー、ピンク、黒の3色。スナップボタンが計五つあり、脱ぎ着しやすい。「洗いざらした風合いの生地なので、素肌の上に着てもしっくりくる。白いジーンズにサンダルをはけば、リゾート感が漂う装いになります」と同店は提案する。胸元の切れ込みが深く、ボタンのない白色のシャツ(2万8350円)は張り感があり、すっきりとした雰囲気だ。

 大丸梅田店紳士服飾部チームリーダーの高橋祐樹さんによると、若い世代向けの商品は以前からあったが、最近はポロシャツやTシャツでは物足りないという30〜50歳代が購入する姿が増えているという。「襟の形、Vゾーンの開き加減、ボタンを外す数によって微妙に印象が変わりますので、似合うデザインを探してみて」と話している。

2009年7月23日  読売新聞)

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