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秋はプリーツで優雅に

「ポール&ジョーシスター」のブラウス(中央)やワンピース(右)は、細かいプリーツが優雅な雰囲気を醸し出す(東京・渋谷区の西武渋谷店で)

 最近、プリーツ(ひだ)をあしらった服が目をひく。秋物でも、スカートだけでなく、ブラウスやワンピースに取り入れられており、上品な装いを楽しめそうだ。

 クラシックやトラッド調がこの秋の流行。プリーツもその一つだ。ひだの大きさは様々で、細かいアコーディオンプリーツは、動きに合わせて揺れて優雅な印象になる。レトロな雰囲気のボックス(箱形)プリーツや、制服のスカートのように太めのものもある。

 西武渋谷店の婦人服売り場でも、様々なプリーツの服が店頭を飾っている。

 20代の女性に人気の「ポール&ジョーシスター」のブラウス(1万5750円)は、前だけでなく後ろ身ごろにもプリーツが施されている。ワイドパンツやひざ丈のスカートに裾を入れて着たり、細身のパンツやショートパンツに合わせて、ふんわりとした雰囲気を楽しめる。ワンピース(2万4150円)は上半身にプリーツが入り、ベルトをするとバランスが良いという。いずれも半袖で、秋にかけて着られる。

「シップス」のボックスプリーツのスカート(右)と、アコーディオンプリーツのスカート(東京・銀座で)

 きちんとした印象なので、仕事着として購入する人も。「布をたっぷり使うプリーツは高級感がある。年代を問わず華やかなイメージになりますよ」と、同売り場の李宗美(りもとみ)さん。

 働く女性に人気のブランド「ソブ」のワンピース(4万4100円)は、細かいプリーツが服全体に施されていて存在感がある。結婚式などフォーマルな場にも合いそう。かぶるタイプのブラウス(1万8900円)も身ごろ全体にプリーツが入っており、細身のパンツを合わせるとすっきり着こなせる。

 プリーツは、長時間座った時や、タンスに入れている間に、ひだの折り目が崩れてしまいがち。ステッチでひだを強化しているものもあるが、素材によっては、あて布をしてアイロンをかけたり、畳まずにつるしておいたりすることで、ひだを維持できる。

 各地にセレクトショップを展開する「シップス」でも、プリーツスカートは秋冬の注目商品だという。広報担当の野尻美穂さんは「ボリュームがあるので、バランスの取り方が着こなしのポイントになります」と話す。

 オリジナルのアコーディオンプリーツのスカート(1万5750円)は、透ける素材を使っていて夏場から活用できそうだ。暑い時期はTシャツ、寒くなったらざっくりと編んだセーターを合わせても。ベルトでウエストを強調する着方がお勧めだという。

 ボックスプリーツのスカート(1万4700円)は、プリーツがきっちりと折り込まれていないので、柔らかい印象だ。「プリーツスカートは存在感が抜群。イメージがガラリと変わるので挑戦してみて」と野尻さんは話している。

2011年8月8日  読売新聞)

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