摩天楼の下はカラフル
ペイズリー、アニマル、そして幾何学模様……。秋の気配が漂い始めたニューヨークでは今、様々な色柄のプリントが花盛りだ。
春夏コレクションの開かれたリンカーン・センター周辺などでも、カラフルな装いの女性が目立った。
レキシー・クレイバーンさん(24)は、すそのほつれた白いシャツに、ピンク、青など鮮やかな花柄のワイドパンツという個性的な装い。カリフォルニアから訪れたそうで、西海岸のヒッピー文化の名残も感じさせる。「プリントの柄に合わせて、自分だけの着こなしを楽しめるのが好き」
ニューヨーク発のファッション情報をインターネットのブログで発信しているウェンディー・ブレイズさん(43)によると、プリントはここ数年、流行が続いている。「街中で目立ち、自分を主張できるのが魅力。様々なプリント柄の服を組み合わせて着る人もいるほど」と解説してくれた。
アメリカの景気は、このところ停滞気味。せめてファッションだけでも派手に楽しまなきゃ――。そんな思いが、女性たちにプリント柄の服を選ばせるのだろうか。
(生活情報部 塚原真美)
(2011年9月21日 読売新聞)
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