松井秀、修正打好調【タンパ(米フロリダ州)=小金沢智】ヤンキースの松井秀は18日、パイレーツ戦に5番・左翼で先発し、3打席目に左翼線際に落ちる左前適時打を放ち、3打数1安打だった。 四回二死三塁、3打席目の打球は浅い飛球がぽとりと落ちたもの。見た目には幸運な適時打だが、詰まったことには意味があった。 「ちょっと強引に行きすぎて失敗した」という前の打席。ノースリーから打ちにいき、ひっかけて一ゴロとなった。相手左腕・デュークの手元で動くボールに対し、目を切るのが早くなった結果だ。つまり、待ちきれなかったのだ。 「引きつけたうえで、結果的に右方向に行くのなら良かった」と松井。だから、次の打席では“待った”。結局は内に入ってくるツーシームだったため、余計に詰まらされたが、それはボールを十分に引きつけるという意識の延長だ。 打率3割3分3厘という順調な数字の裏側で、松井は地道な修正作業を続けている。 (2007年3月19日 読売新聞)
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