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秀喜、守備を入念調整

 松井秀のヤンキースは2日に、ホームで岩村のデビルレイズと対戦する。両チームの先発メンバーが公表され、松井は6番左翼、岩村は6番三塁で出場する。開幕を翌日に控えたヤンキースは1日、ホームで1時間半ほど練習を行った。オープン戦で3割4分近い数字を残した松井は打撃練習で快音を連発。守備でもホーム球場でありながら、守備位置からフェンスまでの距離を確認したり、左翼線のクッションボールを想定したノックを受けるなど、入念な準備作業を見せた。

 松井は、「開幕は特別な気持ちになるし、ふだんの試合以上の緊張感はあると思う。しっかり準備していいプレーをしたい」と引き締まった表情で語った。

 10年連続地区優勝から、7年ぶりのワールドシリーズ制覇を成し遂げるには、左手首骨折で昨季は出場51試合にとどまった松井の貢献は不可欠。「キャンプ中、レギュラー陣の中でも一番強い打球を飛ばしていた」と状態の良さを認めるトーリ監督は、「彼のようなプロフェッショナルは、準備の仕方を知っている」と大きな期待を寄せた。(ニューヨーク、小金沢智)

2007年4月2日  読売新聞)
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