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松井3四球、ヤンキース6連敗

 【ニューヨーク=門脇統悟】ヤンキースの松井秀は26日、ブルージェイズ戦に6番・左翼で先発出場、1打数無安打ながら、3四球を選んだ。試合はヤンキースが0―6で今季初の完封負けを喫し、2005年6月以来の6連敗。ア・リーグ東地区最下位となり、05年5月以来の借金4で4月の負け越しも決まった。

秀喜、確かな選球眼

 好球必打の松井にとって、打つべきボールとそうでないボールの選別は重要だ。復帰3戦目のこの日は第1打席、カウント2―1と追い込まれたが、誘い球のカーブを2球見極めると、最後はインハイの155キロの速球に手を出しかけながらも、しっかりバットを止めて、四球を選んだ。

 第2打席に続き、6点ビハインドの九回二死という敗色濃厚な場面もきっちり選んだ。渋い働きを見せたが、「(チームは)ちょっとうまくいかない日が続いている。また、あしたです」と6連敗に残念そうだった。(ニューヨーク、小金沢智)

2007年4月27日  読売新聞)
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