秀喜 7号3ランヤンキース 7―2 ダイヤモンドバックス 打つべきボールを松井はひたすら待った。 2点を勝ち越した三回一死一塁。ノースリーから意図的に1球見たが、次のストライクには反応を示さず、結局は四球を選んだ。 試合前まで、打率は2割8分台だったが、焦りはない。「負けることでフラストレーションがたまることはあるけど、今の自分の数字にはない。だって、これからどんどん上がる余地があるわけだから」。上昇の可能性を確実に感じているようだ。 次の打席も待った。3点差とした四回二死一、二塁。際どい所でストライクを取られ、カウント2―1まで見送った。そして――。 高めの速球に、2打席目から通じて10球ぶりに反応。追い込まれ、絶好球とは言いづらい高さではあったが、「自然と、うまく上からバットが出た」とは好状態の証しだろう。4試合ぶりの7号3ランとなって、右翼席へ消えていった。(ニューヨーク、小金沢智) (2007年6月14日 読売新聞)
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