8試合で5発 松井秀「まだまだ」ヤンキース 6−4 デビルレイズ 2点を追う先頭の四回、松井秀は、真ん中へ入って来た失投を完璧(かんぺき)にとらえた。右翼席中段への13号は2試合連続、ここ8試合で5本目となる追撃弾。チームは初回に3点を失いながら、その後も小刻みな加点で逆転勝利を収めた。 ヤンキースが2勝8敗と失速した6月の後半10試合は、1割2分8厘、5打点で責任の一端を負っていた。左足太ももの故障から復帰した4月23日以降、常に先発を続けている。山あり谷ありの体調面に、相手投手の容赦ない攻めが加わり、少しずつ打撃に狂いが生じてきていた。 持ち味である失投をとらえる割合が、ようやく増えてきた。だが、最近の量産態勢にも、「まだまだ、常に自分の形で打てている感じではない」。ここまで出場76試合で、2割7分5厘、55打点。巻き返しにはまだ足りない。本人が一番、分かっている。(セントピーターズバーグ、小金沢智) (2007年7月16日 読売新聞)
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