ヒデキ2打点ヤンキース 9―2 ロイヤルズ 前日、自己最多の1試合5安打を放った松井。絶好調かと問われると、周囲を笑わせた。「絶好調って何だろう? (元巨人の)中畑さんに聞かないと」。冗談で煙に巻きはしたが、間違いなく状態はいい。 一夜明けた第1打席にも、それが表れている。初回二死二、三塁と先制の好機。カウント1―1から初めてバットを振った。左腕ペレスが投じたのは外角に切れていくカットボール。これをとらえ、右前へ2点タイムリー。状態が良くない時、例えば計10試合の打率が1割3分だった6月下旬であれば、右肩が早く開き過ぎてライナーを飛ばせなかったはずだ。 「バットの先っぽだったが、スイング自体が良かったから、ちゃんとライナーになった」。納得の一打だ。「先制点を取れて、多少はゲームの主導権を握れたかな」。それはこの日に限らない。ここ4試合、同点本塁打2本にこの先制打と3試合で殊勲打を放っている。ただヒットが出ているだけではない。(カンザスシティー、小金沢智) (2007年7月24日 読売新聞)
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