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ヒデキ18号ソロ

ヤンキース 7―1 ロイヤルズ

 3打席凡退した後、松井秀が好調持続を豪快に示した。八回、ロドリゲスが史上最年少となる通算500号へあと1本と迫る2ランを放った直後だ。カウント2―2から左腕ゴブルが投じたスライダーを引っ張った。

 力強い弾道はそのまま右翼フェンスを越えた。2ストライクと、外に逃げる変化球を狙っていけるカウントでもない。数ある攻めの選択肢の一つに、瞬時に反応したということだ。「ほぼ完璧(かんぺき)に打たないとなかなかホームランは打てない」という。つまり、ほぼ理想的な打撃を実践できたということ。3試合ぶりの18号ソロは勝利を決定づける6点目となった。(カンザスシティー、小金沢智)

2007年7月26日  読売新聞)
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