キャンプ始動【タンパ(米フロリダ州)=小金沢智】大リーグは20日、野手組が各地でキャンプインした。 タンパで調整を続けていたヤンキースの松井秀は、手術した右ひざの回復途上にあり、全体練習にほぼ参加しながらも、激しいプレーは避けた。 マリナーズのイチローはアリゾナ州ピオリアで本格始動。あと130本に迫った日米通算3000本安打など、8年目の今季も記録に沸くシーズンとなりそうだ。レイズの岩村も2年目のスタートを切った。 意地と自制が交錯「現時点でできる最大限のことをやった」という松井秀。意地と自制が交錯した初日だったかもしれない。なるべく全体練習に参加する形でキャンプイン。ここ数日の調整で見送っていた守備練習にも加わることを選んだ。別メニューは練習終盤のランニングだけだ。 ただ、ノックは他の選手と違い、ゴロも飛球も正面のみ。前後左右の打球は避けてもらった。フリー打撃を実施できるほど、ひざは回復していても、ダッシュや急ストップなど負担の大きい動きは、まだできない。左翼を守り、塁に出た時は必須となる動きだ。意識の上でも例えば、「減速する時に若干、怖さがある」。 ジラールディ監督もこの日、ドクターらと話し合った結果として、「DHで復帰する可能性が高い」と話した。裏を返せば現時点ではやはり、左翼はデーモンというチーム方針だ。 (タンパ、小金沢智) (2008年2月21日 読売新聞)
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