秀喜、16試合連続安打暫定打率トップ 技術の模索続くインディアンス 3―0 ヤンキース 松井秀は二回、遊撃後方に落とし、出場16試合連続安打となった。2005年から翌年にかけての自己最長記録に並ぶものだ。 だが、13本塁打で月間MVPを取った昨年7月の領域には達していない。「打ちに行くまでの“間”が良かった」というあの時、フォームのバランスがうまく取れ、ボールを長く見ることができた。速球待ちのところで変化球が来ても、下半身でぐっと粘り、強い打球をはじき返した。 二回はカウント2―0から、前の速球と24キロの球速差のあるスライダーを、しぶとく逆方向へ落とした。しかし、六回二死二、三塁の好機では最後のカーブに空振り三振。「せめてファウルにしたかった」と、本人は物足りない。 「あす打てなくなるのではとか、結果のことを怖がらず、良いものを探す」。これが身上。打率3割3分9厘は試合終了時点で暫定トップだが、「きょうが最終戦なら良かったと思うぐらい」。安打の止まらない今を守るのではなく、技術的模索は続く。(ニューヨーク、小金沢智) (2008年5月8日 読売新聞)
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