秀喜、左ひざ手術回避【ニューヨーク=小金沢智】左ひざ痛で故障者リスト(DL)入りしているヤンキースの松井秀は21日、当面は手術を回避し、このまま治療と調整を続け、今季中の復帰を目指すことを決めた。復帰のメドは立っておらず、再発した場合、手術を選択する可能性もある。 松井はこの日、昨オフに右ひざの手術を受けた執刀医の診察を受けた。手術を勧められたが、球団首脳との話し合いで、今季絶望につながる手術を回避し、戦列復帰の道を探る強い意思を伝え、了承された。キャッシュマン・ゼネラルマネジャー(GM)は「現実的な選択ではない」としながらも、「彼の気迫、闘志を尊重した。手ごわいやつだ」と、最終的には折れた。 「チームが勝つ、優勝するのに少しでも力になりたい」と松井。腫れが再発した患部は快方に向かっており、今季で86年の歴史に幕を閉じるヤンキースタジアムで、後半戦もその舞台に立てる可能性にかけた。 左ひざは、巨人時代の1998年からの古傷で、完治には至っていない。先月17日に腫れて以降ここまで、少なくとも3度は関節内から水を抜く処置を受けている。本人が「無理な時は無理と言って、その時は手術の可能性もある」と認めている。復帰に向け、慎重な調整を強いられる。 (2008年7月22日 読売新聞)
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