ＷＢＣ辞退・松井秀「どうしても難しい」

　【ニューヨーク＝小金沢智】来年３月のワールド・ベースボール・クラシック（ＷＢＣ）の代表選出を辞退したヤンキースの松井秀は１日、ひざの回復が間に合わないとの見通しを語った。日本時間の先月２５日、代表監督を務める巨人の原監督と話し、代表候補となった謝意に加え、「力になれない、どうしても体がちょっと難しい」と伝えたという。

　１日、ヤンキースタジアムでリハビリを行った松井は寒さもあって、手術から約７０日経過した現時点でも、屋外でのランニング開始を見合わせている。「もし可能なら（出場）というのはあったが、仕方ない。早い時点で（辞退を）伝えないと、迷惑をかける」と話した。