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秀喜、新球場「1号」

 【ニューヨーク=小金沢智】ヤンキースの松井秀は3日、新球場で初めて行われたカブスとのオープン戦に、4番DHで先発。三回に2試合連続本塁打となる4号2ランを放った。3打数1安打2打点で、打席は投ゴロ、右越え本塁打、二ゴロ。七回に代打を送られ、退いた。カブスの福留は3打数1安打で交代。

4番で記念日飾る

 新ヤンキースタジアム初の記念すべき試合に、松井秀が2ランで花を添えた。三回二死一塁、左腕リリーの内角速球を引っ張り、右翼ポールを直撃。豪華になった新球場に移っても、「歴史や伝統は変わらない。そういう部分は続いていく」と力を込める。故障中のロドリゲスに代わる4番は、ワールドシリーズ制覇を常に掲げるチームの一員と、改めて強く意識している。記念日を飾る一発に、「いい形が出始めているかもしれない」と、状態の上向きを感じていた。(小金沢智)

2009年4月4日  読売新聞)
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