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秀喜、11号「しっかり打てた」

マリナーズ8―4ヤンキース

 6月14日以来となるアーチは、松井秀らしい本塁打だった。四回二死一塁。直球を思い切りたたいた打球は、ライナーで右翼席に飛び込んでいった。「しっかりと体を残せて打てた」。本人も満足そうだ。

 10試合ぶりの先発だった前々日に二塁打を放ったが、前日は再びスタメン落ち。出たり出なかったりの日々が、調子に乗れない要因の一つにもなっている。

 それでも本人は「監督が決めることだから、仕方がない」と覚悟を決めている。「こういう日を続けていけば、(調子も)良くなっていくと思う」。2週間ぶりの本塁打を、復調のきっかけにするつもりだ。(ニューヨーク、霜田聖)

2009年7月3日  読売新聞)
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