秀喜、１４打席ぶり安打…しぶとく左前へ

ヤンキース７―５アスレチックス

　２点を追う初回、無死一、二塁の好機が二死となって迎えた第１打席。松井秀はしぶとく左前へ落とした。

　この後、３点を加えて逆転に成功。１４打席ぶりの安打は反撃を呼ぶ適時打となった。内に食い込む速球を詰まりながらも逆方向へ飛ばす一打は、バットがきちんと内から出ている証拠で、「スイング（軌道）にしろ、打球にしろ、悪くないね」と納得。２０日のサヨナラ弾から音なしだったが、決して状態は悪くない。（小金沢智）