秀喜、初の代打アーチ【アナハイム=小金沢智】米大リーグ、ヤンキースの松井秀は21日、エンゼルス戦の八回に代打で出場し、2試合ぶりとなる今季27号ソロを中越えに放った。代打本塁打はメジャー初。 ブレーブスの川上はメッツ戦の六回から2番手で4回を投げ、1安打無失点3奪三振で、メジャー初セーブをマーク。メッツの高橋は七回に登板し1回を無安打無失点、2奪三振。ロイヤルズの藪田はレッドソックス戦の六回に2番手で1回を投げ、2安打1失点。その裏に味方が逆転、今季2勝目(1敗)を挙げた。 5試合で3発「バランスいい」松井秀の本塁打ペースが加速し始めた。一昨日は特大のソロを右翼2階席へ。この日は代打で出た八回一死、左腕ソーンダースに追い込まれながら、外角高めの速球をはね返し、中越えに27号ソロを飛ばした。最近5試合で3発目だ。 「状態はいい。全体的なバランスがいい」と松井。バランスのカギは、下半身の動き。右足をステップさせて打ちに行く一方、体重は軸足の左に残す。「矛盾する流れの中でいかにバランスを取るか」。常に模索するこの一連の動きに今、好感触を覚えている。手術明けの左ひざの回復ぶりも後押ししているようだ。 ここ2本の特大ソロは初対戦の投手から打ったが、「どういうタイプか把握していれば、そんなに気にならない」と言う。昨季は手術を控え、戦線を離れた。今季は自分の間合いで待ち、鋭く打ち抜く終盤戦だ。(アナハイム、小金沢智) (2009年9月23日 読売新聞)
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