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松井、好調を維持…Wシリーズ第5戦

 【フィラデルフィア=小金沢智】大リーグのワールドシリーズ第5戦(7回戦制)は2日、フィリーズ(ナ・リーグ)が8―6でヤンキース(ア・リーグ)を破って連敗を3で止め、2勝3敗とした。

 初回に1点を先制されたが、アットリーの3ランですぐに逆転。三回に3点追加し、七回にはアットリーらのソロ本塁打2本で加点した。初戦で完投勝利の先発リーは7回0/3を5失点ながら、シリーズ2勝目。ヤンキースは八回、九回に計4得点と反撃したが及ばず。松井秀は九回無死二塁からの代打で左前打を打った。第6戦は移動日を挟み、4日にニューヨークで行われる。

 6点を追うヤンキースは八回、3連続長短打などで3点を返すと、九回は一発出れば同点の局面にまで持ち込んだ。

 九回無死二塁から代打で出た松井秀は、救援右腕マドソンが投じた外の速球を左前へ痛打し、好機拡大に貢献。「上からたたくような形でうまく打てた。(終盤は)自分たちに自信を持てる攻撃だったと思う」。DHがなく代打で出た3試合で、1本塁打を含む3打数2安打と当たった松井。敗れはしたが、個人と打線の好状態を再確認した。(小金沢智)

2009年11月4日  読売新聞)
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