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ヤンキース補強着々、秀喜は進展なし

 【インディアナポリス=小金沢智】大リーグの球団幹部や選手の代理人らが一堂に集まるウインター会議は10日、4日間の日程を終えた。

 フリーエージェント(FA)となった松井秀喜外野手の契約交渉に大きな進展はなかった一方、5件の交換トレード以外に、FAによる移籍も成立した。

 補強を着々と進めたのがヤンキース。ベテラン左腕ペティットの残留を決めると、3球団計7選手による大型トレードで、タイガースからパワーとスピードを兼備する中堅手グランダーソンを獲得。若手3選手を放出する見返りに、先発投手、外野手という補強課題を克服した。マリナーズは4年の総額3600万ドル(約32億円)を投じ、エンゼルスからFAとなった内野手フィギンズを獲得。イチローとのコンビで上位打線の強化を図る。

2009年12月11日  読売新聞)
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