秀喜、初日から守備練習【テンピ(米アリゾナ州)=小金沢智】大リーグは23日、各地で野手組がバッテリー組に合流し、エンゼルスに移籍した松井秀喜、10年連続200安打の期待がかかるマリナーズのイチローらがキャンプ入りした。 「やはり、いいね」快晴の空の下、赤いユニホームの松井が元気に始動。2年ぶりの左翼復帰を目指し、キャンプ初日から、手で投げられたボールを左右や後方に追う守備練習と正面へのノックに、主力組で参加した。激しい動きを伴う本格的なノックなどでは別メニューとなったものの、赤色に新調したグラブを使い、「やはり、いいね」とすがすがしい表情を見せた。 急激に止まる動作を避けるなど、まだ機敏さはない。それでも、1年前より改善している。ヤンキースにいた昨年は、手術明けだった左ひざの回復が間に合わず、初日の守備練習は回避。シーズン中もほとんど禁じられていた。それだけに「新しいスタートを切ったという気持ち。少しずつレベルの高いことをやっていきたい」と、グラブを手にして芝の上に立つ喜びも伝わってきた。前向きに、新天地での一歩を踏み出した。 (2010年2月24日 読売新聞)
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