松井秀、優勝の偽リングにドッキリ

対ヤンキース戦前の贈呈式

　試合前に行われた昨年のワールドシリーズ優勝リングの贈呈式。

　誰よりも大きい拍手を浴びたのが松井秀だった。昨年１１月４日のワールドシリーズ第６戦で、６打点の活躍で９年ぶりの優勝に貢献し、最優秀選手（ＭＶＰ）に輝いた。その試合以来、初めてヤンキースタジアムに足を踏み入れたのが、この日だった。元同僚のジーターらが肩を抱いて祝福。この後、ジーターのいたずらで、最初に渡されたのは偽物のリングだったことに気がつき、「本物だと思っていた」と苦笑いしていた。（ニューヨーク、岡田卓史）