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松井秀、2点打に納得

 【フィラデルフィア(米ペンシルベニア州)=岡田卓史】米大リーグは22日、交流戦が各地で行われ、レッドソックスの松坂はフィラデルフィアでのフィリーズ戦に先発し、8回を1安打無失点で3勝目を挙げた。

 4四球を与えたものの、八回二死まで無安打5奪三振の好投。打っては、三回の第1打席で中前に交流戦初安打を放った。

 エンゼルスの松井秀はカージナルス戦に6番・左翼で先発して2点適時打を放ち、10―7の勝利に貢献。マリナーズのイチローはパドレス戦で4打数2安打だった。カブスの福留はレンジャーズ戦の延長十回に代打で出場して右前打。パイレーツの岩村はブレーブス戦で3打数無安打2四球。ブレーブスの斎藤は4番手で1回1/3を無失点だった。

 三回一死二、三塁から、20日以来の打点となる右前2点打を放った松井秀は、「いいところで出た」と、結果には納得。だが、打ち損じも多い最近の打撃内容は「全体的にまだまだ」。14日から3試合連続安打を放った後、翌日から3試合連続無安打など不安定だ。「少しでも良くなるよう毎日やっているが、まだつかみ切れていない。ちょっとしたズレとかミス。その割合を減らしたい」と我慢の日々が続く。(米ミズーリ州セントルイス、萱津節)

2010年5月24日  読売新聞)
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