秀喜 2戦連続の12号【ニューヨーク=岡田卓史】米大リーグ、エンゼルスの松井秀は21日、ニューヨークでのヤンキース戦に5番・左翼で先発出場し、六回に今季初の2試合連続本塁打となる12号2ランを放つなど、5打数1安打2打点だった。エンゼルスは6―10で敗れた。 カブスの福留はアストロズ戦に6番・右翼で先発し、4打数1安打2四球。ブレーブスの斎藤はパドレス戦の延長十一回に登板し1回を無安打無失点だった。マリナーズのイチローは、ホワイトソックス戦に1番・右翼で出場し、4打席目まで無安打。 ◇ 守備からリズムヤンキース 10―6 エンゼルス 昨年オープンした新ヤンキースタジアムで松井秀が守るのは、この日が初めて。昨季は古巣のヤンキースから守備機会を与えられず、指名打者(DH)専門だったからだ。「まあ、普通に出来たと思う」と本人は淡々と言ったが、頭上を襲う大飛球の追い方も、クッションボールの処理も堂々としたものだった。 やはり、守備は打席にリズムを生むのか。六回無死二塁の第3打席。約140キロの半速球が甘く入ってくるところを見逃さず、今季初の2戦連続本塁打を右翼席に放り込んだ。「ちょっと上がりすぎかなという感じだったけど、ぎりぎり届いてくれた。うまく打てた」と納得顔だ。 ここまで守備についた時の打率は3割5分1厘なのに対し、DHの時は2割2分6厘と極端な差がある。「関連性は分からない」と松井は素っ気ないが、守りが打撃に悪い影響を与えないことだけは確かだ。 守ることを否定した古巣に、ゴジラが意地を見せた。(岡田卓史) (2010年7月22日 読売新聞)
|
今週のPICK UPPR
|
▲この画面の上へ |
会社案内|
サイトポリシー|
個人情報|
著作権|
リンクポリシー|
お問い合わせ| YOMIURI ONLINE広告ガイド| 新聞広告ガイド| 気流・時事川柳(東京本社版)への投稿| 見出し、記事、写真の無断転載を禁じます Copyright © The Yomiuri Shimbun. |