秀喜爆発4の4久々快音15号2ラン【アナハイム(米カリフォルニア州)=萱津節】米大リーグは14日、各地で行われ、エンゼルスの松井秀は二回に、7月26日以来の本塁打となる15号先制2ランを放つなど、今季初の4安打の大当たり。マリナーズのイチローは2安打を放ち、6試合連続安打となった。 苦闘の夏 脱出か左投手からは実に6月6日以来の一発が、8月は前日まで3安打だった不振脱出のきっかけになるだろうか。松井秀は「そうなるといいですね」といつもの淡々とした口調だが、久々の快音に納得した様子だ。 この3連戦は相手の先発投手はすべて左。最近は打率1割台の対左では先発を外れており、初戦は予想通り欠場した。だが、「左投手と対戦することで基本に立ち返ることがある」と話していたソーシア監督は、第2戦で7番ながらチャンスを与えた。 右翼中段に初球を本塁打した内角の速球を含め、4安打とも甘い球。だが、打ち損じが多く、「いい兆候はない」と話していた状態を考えれば、甘い球を確実に仕留める本来の打撃が左相手に続いたことが収穫だ。 「こんなに打てなかったことはない」とつい漏らした苦闘の夏。「非常にいい対応ができた」というこの日の爆発を大切にしたい。(萱津節) (2010年8月16日 読売新聞)
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