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秀喜3安打

 【ロサンゼルス=霜田聖】米大リーグは5日、各地で行われ、エンゼルスの松井秀はアスレチックス戦に5番・指名打者で出場し、七回に右前適時打を放つなど5打数3安打1打点の活躍。マリナーズのイチローはインディアンス戦に1番・右翼で出場して4打数2安打、7試合連続安打で今季178安打とした。

 オリオールズの上原はレイズ戦で1点をリードした九回に救援し、1回を抑えて6セーブ目。ブレーブスの斎藤はマーリンズ戦で同点の八回にリリーフして1回を無安打無失点。レッドソックスの岡島もホワイトソックス戦で3番手として登板して1/3回を1安打無失点だった。ドジャースの黒田はジャイアンツ戦に先発し、8回6安打3失点で12敗目(10勝)を喫した。

好調「いい感じ」

エンゼルス 7―4 アスレチックス

 この日の松井秀は、面白いように打球が野手の間を抜けて3安打。特に、適時打となった七回一死三塁の右前打は、変化球にタイミングを狂わされたが、前進守備の一、二塁間のちょうど真ん中に転がった。

 「ラッキーなヒットもあったが、全体的にはいい感じ」と、最近の好調をキープできている実感はある。前日は好機でいい当たりが正面を突き無安打だっただけに、「勝った試合でヒットを打てるのはうれしい」と、内容より結果を素直に喜んでいた。(萱津節)

2010年9月6日  読売新聞)
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