秀喜 新スパイクで始動【フェニックス(米アリゾナ州)=萱津節】松井、新天地で躍動――。米大リーグのアスレチックスに移籍した松井が21日、キャンプ地のフェニックスで始動した。 古傷を抱える両膝をかばい、昨年までは慎重だったランニングも初日からこなし「膝の状態はいい」と強調した松井。グラブやバットも、昨季から微調整を加えたが、大きくモデルチェンジしたスパイクからも自信が見て取れる。 昨季までは接地した際の膝への負担を軽減するため、クッション性を重視していたが、今季のモデルは、かかとのクッション部分を薄くして、立った時の感触が自然に近く、動きやすくなったという。また足首部分も保護のために、高く作られていたが、今季は運動性を高めるため、低いデザインに変更された。メーカーの担当者は「体の状態がいいからでしょう」と話す。 この2011年モデルは、松井が全試合に出場していた05年ごろのモデルに近い形という。しかも、松井から変更を依頼されたのは、昨年の秋口というから、本人はかなり早い段階から膝の回復を実感出来ていたことがうかがえる。 松井はスパイクをはじめとした新しい用具の使い心地を「全く問題ないですよ」と明るい表情で話した。エンゼルスで地区優勝を逃した昨季からの巻き返しに向け、下地は、整っているようだ。 (2011年2月23日 読売新聞)
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