松井、日米２５００安打…イチローにつぎ２人目

　【オークランド（米カリフォルニア州）＝萱津節】米大リーグ、アスレチックスの松井秀喜選手（３６）は３日、本拠地・オークランドで行われたマリナーズ戦の二回に左翼線二塁打を放ち、日米通算２５００安打を達成した。

　松井選手は昨年までに巨人での１０年で１３９０安打、大リーグでは計８年で１１０９安打を記録。今季、移籍したアスレチックスでの初安打が節目の１本となった。日米通算２５００安打はイチロー選手（マリナーズ）も記録しており、日本プロ野球では、３０８５安打の張本勲氏（巨人など）ら６人が記録している。

　アスレチックスは、この日の試合を「日本デー」として開催し、東日本大震災の被災地支援イベントを実施した。入場料の一部やファンからの募金など５万ドル（約４２１万円）のほか、松井、イチロー両選手らのユニホームのオークションの売り上げなど１万５０００ドル（約１２６万円）も寄付される。松井選手は「被災地の方の力に少しでもなれたら」と話した。