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子どもに銭湯の魅力を

ガス会社など 小冊子をネット公開

 銭湯の魅力やマナーを漫画で分かりやすく解説する冊子「はじめての銭湯」が、インターネットで無料公開されている。ガス会社や浴室機器メーカーなど10社で構成する風呂文化研究会が作成した。

 同研究会では、入浴を通じて心身の健康を育む「浴育」を提唱し、入浴方法や風呂の楽しみ方を紹介している。「はじめての銭湯」は主に小学生とその親向けで、A5判18ページ。小学6年の男の子2人が、お父さんと一緒に銭湯に行って風呂のマナーなどを学ぶという内容だ。

 タオルなど必要な持ち物の準備や、服をかごに入れるなど脱衣場での基本マナーを紹介。使った洗面器を元の場所に戻し、風呂を出て脱衣場に入る前に固く絞ったタオルで体を拭くなどの注意点も詳しく説明している。さらに、広い湯船でリラックスでき、壁に富士山の絵が描かれていることが多いといった銭湯の魅力も紹介している。

 東京都浴場組合によると、都内の入浴料金は大人450円、小学生180円。銭湯の数は11月末現在で約760軒で、10年前の約1800軒から激減。子どもが銭湯に行く機会も減っているという。同研究会の担当者は、「小学校高学年から、修学旅行など自宅以外で風呂に入る機会も増える。大浴場でのマナーや楽しみ方を知ってほしい」と話している。

 同研究会はこれまでに、親子向けに入浴の楽しみ方を紹介する絵本などを作成しており、「はじめての銭湯」は「浴育のすすめ」シリーズ4作目。4作品ともホームページ(http://www.toshiken.com/bath/)で閲覧やダウンロードができる。問い合わせは、東京ガス都市生活研究所(03・5400・7555)へ。

2011年12月9日  読売新聞)

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