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仕掛け絵本に新趣向…指人形付き、植物栽培

人気キャラクターなどが飛び出す仕掛け絵本(「ブックファースト」アトレ吉祥寺店で)

 開くと登場人物が飛び出したり動いたりする仕掛け絵本に、趣向をこらしたものが増えてきた。

 本の中で植物を育てられたり、キャラクターの指人形付きだったり。子どもも大人も楽しむことができ、プレゼントとしても喜ばれそうだ。

 東京都武蔵野市の書店「ブックファースト」アトレ吉祥寺店では、25日までクリスマスフェアを開催し、絵本の特設コーナーを設けている。約50点のうち15点が仕掛け絵本だ。「昨年よりも仕掛け絵本の点数は増えている。子や孫へのプレゼントに買っていく人が多い」と、売り場担当の森百江さんは話す。

 人気が高いのは、スヌーピーなど有名キャラクターもの。その一つ、雪だるまのキャラクターが出る仕掛け絵本「スノーマン」(1600円税別)は、開くと透明プレートで作ったスノードームができあがる。インテリアとして大人にも好まれているという。

 仕掛け絵本を多く取り扱う出版社、大日本絵画(東京)によると、音を出したり光を点滅させたりと様々な仕掛けが流行し出したのはここ3年ほどのこと。仕掛け絵本の展覧会が各地で開催されていることもあり、その良さが見直されてきたという。

 同社の「ピーターラビットゆびにんぎょうえほん」(1300円税別)は、うさぎの指人形が張り付けられており、うさぎを登場人物とした様々な話が各ページに載る。親がうさぎを指で動かしながら子どもに読み聞かせをするのに使える。「動物の鳴き声 鳥の世界」(2500円税別)は鳥の絵が飛び出すだけでなく、鳴き声も楽しめる。

 観賞用植物を育てられるのは「グリーンストーリー」(税込み2310〜2520円)。水道関連会社の明和工業(新潟市)が、絵本形式での栽培キットを考案。植物は約10日間で成長し、見開き2ページの本の内容に沿う形で、樹木や芝生のような姿に育つ。その後はインテリアとして楽しめる。9月から販売し、「30〜40代女性を中心に売れている」と話す。

2011年12月17日  読売新聞)

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