ハリウッド若手演技派の注目株 ジェニファー・ローレンス
ここに掲載した画像でお分かりのように、セクシーなドレスもフレッシュに着こなすブロンド美人のジェニファー・ローレンス。そのルックスもさることながら、若手女優のなかでも演技派として、未来の大物女優とうわさされるハリウッドの成長株です。
20歳でアカデミー賞にノミネート
まだ日本ではあまりなじみがありませんが、ジェニファー・ローレンスは今年、日本でも公開された映画「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」「ウィンターズ・ボーン」に出演している若手女優です。
彼女が主演する「ウィンターズ・ボーン」は、サンダンス国際映画祭でグランプリに輝きました。ジェニファーはその演技が認められ、今年2月に行われたアカデミー賞では20歳という若さで主演女優賞候補にノミネートされ、大いに話題になりました。
この作品は、心を病んだ母親と幼い弟妹を世話しながら、ミズーリ州の田舎に暮らす17歳の少女が、自宅を担保にしたまま行方不明になってしまった父親を捜す物語。派手なアクションや大事件が起こるわけではなく、せりふも多くないのですが、ジェニファーは表情やしぐさで感情を表現しており、その存在感は演技派と評判になるのも納得!
2004年に14歳で女優を目指すことを決め、テレビドラマにゲスト出演するなどしてキャリアをスタートさせたジェニファー。出世作となった映画「あの日、欲望の大地で」では、主演のシャーリーズ・セロンの若き日を演じており、ベネチア国際映画祭でマルチェロ・マストロヤンニ賞を受賞しています。このときシャーリーズはジェニファーのことを“私の後継者”と語り、監督のギジェルモ・アリアガは“メリル・ストリープの再来”と絶賛したそうです。
また「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」のマシュー・ヴォーン監督は、ジェニファーを起用した理由について、今のアメリカにはテクニックがない若い俳優ばかりだとした上で、きれいな歯並びでカメラに向かって笑えるだけではなく演技ができる俳優が欲しかったから、と語っています。ジョディ・フォスターは自身が監督・出演した作品「The Beaver」にジェニファーを出演させただけでなく、彼女のために脚本を書き直したとのこと。ハリウッドの大物たちがこぞって絶賛する、注目の女優なのです。
ダイエットはみじめな気分
そんなジェニファーは、決して太ってはいませんが、スクリーンで見るとハリウッド女優のなかではややぽっちゃりめな体形の持ち主。「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」では、セクシー美女であるミスティークの若き日を演じるにあたり、毎日2時間のワークアウトとカロリーを抑えた食事でボディーメークに励んだそうです。
もちろん、そのおかげでボディーはスリムになったものの、本人は「ダイエット中はみじめな気分だった」と本音をポロリ。スクリーンで美しくても実際にはこけしみたいな状態になるより、カメラ写りがぽっちゃりでも実生活で人間らしく見える方が好きだそうで、小鳥のような女優たちをみると具合が悪くなる、と語っています。食べるのが好きで、自分の見た目も好きだという彼女。有名になるにつれ、激やせしたり、無理なダイエットをするセレブもいますが、ぜひ今のナチュラルビューティーをキープしてもらいたいものです。
また、若手の注目株となれば恋愛事情も気になるところですが、今年初めに「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」で共演したニコラス・ホルトと腕を組んでパーティーに出席したのが目撃されています。ところが、その後、2人のうわさはパッタリ。お互い多忙なだけに、本格交際には至らなかったのかもしれません。
ニコラスと出席したパーティーでは、人気ドラマ「glee」の主要キャストの一人、コード・オーバーストリートがジェニファーにちょっかいを出そうとしていたという目撃談もあり、多くのハリウッド男子が彼女には興味津々のようです。一体、ジェニファーが選ぶのはどんな人なのか、引き続き注目したいところです。
大作オファーが続々!
プライベートはまだはじけていない様子のジェニファーですが、仕事の方は快進撃中! 「ウィンターズ・ボーン」の成功につづき、来年公開予定の話題作「ハンガー・ゲーム」に主演。これはハリウッド版「バトル・ロワイアル」と言われ、殺し合いの大会に出場する少年少女を描いたもの。シリーズ化のうわさも出ている注目作です。
ほかにも2013年公開予定のコメディー作品が控えているとのことで、あっという間に売れっ子女優となったジェニファー。今後は、スクリーンで彼女の姿を見かけることが多くなりそうです。ぜひ、今のうちにチェックしておくことをおすすめします!(写真はロイター)
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海外セレブ専門誌編集を経て、現在フリーランスで活動。ブリトニー・スピアーズ、リンジー・ローハン、パリスなど元祖お騒がせセレブに加えて、近頃はリリー・アレンやエイミー・ワインハウスなどイギリス系大暴れアーチストからも目が離せず、海外雑誌やサイトを見まくる日々。シャイロちゃん、スリちゃんの成長ぶりに癒されています。 「CELEBLOG」http://www.celebtimes.net/
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