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恋活小町

どうする? シングル女子の「クリスマス」の過ごし方

 あちこちでイルミネーションも始まり、街中がクリスマスカラーに染められる季節になりました。クリスマス前のこの時期は、一年で一番「恋人が欲しくなる」と言われるシーズン。社会人の皆さんの場合、平日であれば「仕事で何となく過ぎた」となる年が多いでしょうが、今年はちょうど週末にあたり、23日からの3連休ともなっています。

 大手小町の掲示板「発言小町」にも、「クリスマスなんて!!!」というトピが、予定のないシングル女子からたっています。「本来は家族で過ごすイベント」「街がキラキラしているけど関係ない……」なんて強がっていても、内心は、一人では寂しく感じてしまうものです。今回は、そんな「シングル女子の、クリスマスの過ごし方」をテーマにお話ししたいと思います。

「クリスマスが、シングルにとって寂しい」理由

 普段はイベントに左右されない人でも、「クリスマスだけは、なぜか寂しく感じる」「恋人や家族がいる人が、すごく幸せに見えてしまう」……等々、シングル・クリスマスにネガティブな感情を感じる、という人は少なくありません。それはなぜなのでしょう。季節的にとても寒い時期で、人のぬくもりが恋しくなる、という理由以外で、具体的に考えてみました。

○1か月以上も前から、街がキラキラと飾られ、ロマンチックな雰囲気になる。ボーナス時期でもあり、街に「幸せな年末感」も漂う。

○「クリスマス=大切な人と過ごす日」という認識が世間一般に広まっているため、友人でも、気軽に誘いづらい日である。

○かといって、「相手のいない者同士で集まろう!」とは誘いづらい。集まっても、余計にむなしくなってしまいそうでもあるし、「いつ何時、急なデートとなるかも分からないので、ギリギリまで予定を空けておきたい」、という気持ちもある。つまり、よっぽど腹を割った友人関係でないと、この日の約束をするのは難しい。

 さらに、「シングルでいるのがつらい」と考えられる他の行事と比較してみても、クリスマスが一番手ごわい模様。同じようにイベントムードの強い「バレンタイン」は、最近は、女性同士や自分でチョコレートを楽しむ感じにもなっていますし、そもそも告白デーということで、特にシングルでも問題はない日です。「誕生日」は人それぞれなので、特に街のムードに影響されることもないし、友人から色々とお祝いの言葉などもらえ、それなりに満たされる感覚もあります。「大みそかやお正月」も、実家に帰ったり、親戚や同窓生に会ったりもするので、特に寂しくはありません。

 ……ということで、色々な面から分析してみても、やはりクリスマスは一年で一番「シングルを実感させられる時期」、そして「シングルが一人きりで過ごすことになりやすい日」なのかもしれません。

「シングル」は、既にマジョリティーになりつつある!?

 そんなこんなで、普段はそれほどでもなくても、クリスマスが近づくと、「今年も一人か……」とため息をついたり、「クリスマスなんて関係ないもんね!」と開き直ってみたりと、複雑に揺れる心を抱えてしまうもの。この、シングル・クリスマスを考えるにあたって、先日、興味深い調査データが発表されましたので、ご紹介したいと思います((国立社会保障・人口問題研究所による「出生動向基本調査(独身者調査)」から抜粋)。

○異性の交際相手がいない18〜34歳の未婚者が、男性で61.4%、女性で49.5%に上り、いずれも過去最高に。

○2005年の前回調査から急増し、男性で9.2ポイント、女性で4.8ポイントも増加。

○このうち半数近くは、男女とも「特に異性との交際を望んでいない」と回答。 本来、恋愛まっさかりであっていいはずの18〜34歳という世代。この調査によると、恋人がいる若い独身男性は今や4割しかおらず、女性でも約半数となっています。つまり、あくまで独身社会のなかでは、「恋人がいない人」のほうが、今や伸び盛りでマジョリティー(多数派層)となっているのです。さらに、この6年ほどで「恋人なし」男性は1割近く、女性は0.5割増えていますし、「恋人がいなくても、それなりに毎日が楽しい」「恋愛をするのが面倒、傷つくのが嫌だから」などという理由から、“あえて恋愛関係を避けている人”も増えているのが、近年の大きな流れ。つまり、日本の社会情勢や恋愛市場に何か大変化が起きない限り、「シングル」である独身男女が増えていく傾向は、さらに進んでいくと考えられるのです。

 「でも自分の周囲には、もっとカップルがいるような気がする」……などと感じる方も多いでしょう。結婚している人は上記調査の対象外ですので、既婚者たちを含めれば、確かに「パートナーがいる人」という数値はもっと高くなるはず。ですが、『婚姻率』そのものも、日本では年々低下している状況ですので、様々な調査データを総合してみても、やはり「シングルである男女は、年々増加してきている」と考えて、まず間違いないのです。

2011年12月15日  読売新聞)

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