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恋活小町

曖昧な異性の態度から、気持ちが読めません

 発言小町に、「好きな男性の言葉と行動のギャップに混乱しています」というトピックが寄せられました。

 トピ主さんは、好意を持っている男性が曖昧な言動をするため、「自分のことをどう思っているの?」と悩んでおられます。交際前の段階では誰にでも訪れる悩みであり、その答えもケース・バイ・ケースなのですが、こういった状況のとき、どんな風に相手の好意を測ればいいのか、どのようにアプローチしていけばいいのか……。今回はそんなテーマでお話ししてみたいと思います。

1.相手の好意を測るには? 言葉でも行動でもないものに注目してみよう

 トピ主さんは、クリスマスイブにデートできること、好みのお店を探してくれた行為などから、相手からの好意の可能性を感じ取っていらっしゃいます。が、まだ友人としての気遣い、という可能性もあります。また、相手の言動も曖昧で、「自分から積極的になれないから、しばらく彼女はいいかな」と言ってみたり、「自分でいいのか?」と何度も聞いてきたり。普段、私たちが他人の感情の判断材料にするのは、こういった「行動」や「言葉」が主ですが、それらから真意が分からない場合、どうにかして相手の気持ちを感じ取る方法はないものでしょうか。

身体の動き

 人間は、実は「身体の動作」によっても、たくさんの「感情」を物語っています。こういった身体の動作と感情のリンクを調べるために、動物行動学者デズモント・モリス氏は、人間の動作のうち「どの動作が一番、信頼性があるか(感情に正直なのか)」について実験し、以下のような順位になったと発表しています。

 (1位)汗や動悸(どうき)などの生理的反応 (2位)脚の動き (3位)身体の姿勢 (4位)微妙な手の動き (5位)見分けられる手のジェスチャー (6位)表情 (7位)言語

 驚いたことに、普段私たちが一番、他人の気持ちのバロメーターとしている「言葉」や「表情」は、一番信頼性が薄い……つまり本音を隠しやすい、嘘(うそ)をつきやすい行為ということになります。それよりも、無意識に出てしまう「身体の動作」のほうが、感情や気持ちに正直なのですね。ということは、相手が自分と一緒の際の「身体の動作」をよくよく観察してみると、相手の感情を感じることができるかもしれません。
例えば……

・足の先が相手のほうを向いていないときは、好意を示していないとき
・身体が相手に対して前のめりになっているときは、興味が強いとき。反り返っているときは、興味が低いとき
・脚を組む、あぐらをかいている場合は、相手に対してリラックスできている可能性が高い
・人間は、自信がないときは肩がすぼみ、逆に胸を張りすぎているときは緊張状態にある

 つまり、自分のほうに足先を向けて、前のめりの姿勢で話をしてくれているなら、あなたに好意を持っている可能性が高く、また脚を組んだり、あぐらをかいたり、肩が自然な感じであれば、あなたに対してリラックスして接している、ということですね(参考文献『マンウォッチング』 著:デズモント・モリス 訳:藤田統/小学館ライブラリー)。一緒にいるとき、相手はどんな身体の動作をしていますか?

興味があれば「瞳孔」が開く/見つめ合う時間も長い

 また、相手の好意を知りたいときは、「瞳」にも注目です。恋をしていると瞳がキラキラする……というのは、まんざら比喩だけではありません。アメリカの心理学者ヘスの実験により証明されていますが、男女を問わず、自分の「好きなもの」や「興味関心のあるもの」を前にすると、人間の瞳孔は大きく開き、キラキラとした瞳になります。しかも、この瞳孔の開閉を行っているのは自律神経なので、自分でコントロールすることはできません。どうにか平静を装おうとしても、「瞳」というのは、感情をごまかせないのです。相手はどんな瞳で自分を見ていますか?

2012年1月12日  読売新聞)

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