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デモ口座で取引してみよう!

為替市場とあなたを結ぶ導線

 「買いたい・売りたい・決済したい」といったとき、FX会社の取引ツールを通じて私たちは注文します。ですから、この取引ツールが私たちと為替市場を結ぶ導線となるわけです。それだけに取引ツールの使い勝手や見やすさもFX会社選びのポイントとなります。

 取引ツールはFX会社が力を入れている部分で、各社が競い合って性能の向上に努めています。「自動売買」といってあらかじめ設定したルールに従って自分で注文せずとも自動的に売買してくれる機能を備えていたり、高機能なチャートが表示できたり、携帯電話でもパソコンと変わらない操作感が得られたりと、さまざまな特色を備えた取引ツールが登場しています。

使い勝手は操作しないとわからない

 でも、スロトレではそれらの上級者向け機能はいったん置いておいて、基本である「取引したいときすぐ取引できるか」「すぐに使いこなせて、見やすい画面構成になっているか」を重視しましょう。まずはFXに慣れることが第一ですから、上級者向け機能についてはFXに慣れてから改めて考えればよいのです。

 とはいえ、見やすさや使いやすさは個々人の主観によってきます。これまでに解説してきた基準で判断して、気になるFX会社があれば、デモ口座を開設し実際に使ってみるのがいちばんです。デモ口座での取引はほとんどのFX会社で用意されていますし、FXに慣れるうえでも最適なステップです。

アプリ型ツールを試してみる

 デモ口座を開いてみると、2つ(あるいは、3つ以上)の取引ツールが用意されている場合があります。FXの取引ツールには大きく分けて2つのツールがあるためです。インターネットを見るのに使っているブラウザー上で取引できるツールと、パソコンに新しいアプリケーションをインストールして取引するツールです。

 ブラウザー上の取引ツールは多くの場合、最低限の機能を備えた簡易版で、手間なくすぐに使えるメリットがある一方、機能や得られる情報に制約があり、アプリ型の取引ツールでは高機能だが最初にインストールする手間がかかるといった傾向があります。どちらを使うか迷うところですが、これからFXを続けようという方は、ぜひFX会社が精魂込めて開発したアプリ型の取引ツールを試してみてください。

プロフィル
高城泰(たかぎ・やすし)
 早稲田大学政治経済学部卒業。編集プロダクション「ミドルマン」所属。「週刊SPA!」や「ダイヤモンドZAi」など雑誌や書籍を中心に活動するマネーライター。「超カンタン一点突破FX」(扶桑社)、「めちゃくちゃ売れてるマネー誌ZAiが作ったiPhoneでFX入門!」(ダイヤモンド社)などFX書籍のプロデュースを多数手がけている。

2011年6月3日  読売新聞)
FXのリスクについて
※FXは証拠金額より大きな額の取引が可能なことから、外国為替相場や金利水準の変動によって損失を被る可能性があり、その損失の額が証拠金額を上回ることがありますので、ご注意ください。
※本企画で紹介している企業各社の商品についてのメリット・リスク・手数料などの詳しい内容や個人情報の取り扱いについては、各社ホームページの該当ページにて、ご自身でご確認ください。

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