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頼朝の墓壊される…包丁所持の男から事情聞く

 11日午後0時45分頃、国の史跡に指定されている神奈川県鎌倉市西御門(にしみかど)の法華堂跡で、「男が頼朝の墓を壊している」などと複数の110番が参拝客からあった。

 鎌倉署員が駆けつけると、源頼朝の墓の石塔(高さ約2メートル)の上部が地面に落下し、隣接する神社にあるこま犬2体も台座から落とされ、壊れていた。

 同署員がさらに捜査したところ、近くの鶴岡八幡宮で目撃情報に似た不審な男を見つけ、包丁を隠し持っていたため、銃刀法違反容疑で現行犯逮捕した。同署によると、男は、同県大和市南林間、無職井手智規容疑者(46)。墓の損壊などについても事情を聞いている。

2012年2月12日01時31分  読売新聞)

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