ギリシャが緊縮策可決…抗議デモ8万人、放火も【アテネ=末続哲也】ギリシャ議会(定数300)は13日未明(日本時間同日朝)、欧州連合(EU)と国際通貨基金(IMF)から総額1300億ユーロ(約13兆円)の第2次支援を受ける前提条件となる、追加的な財政緊縮策と構造改革の関連法案を採決し、賛成199、反対74で可決した。 同国の「突然の債務不履行(デフォルト)」回避に不可欠な支援の受け入れに向け、大きなハードルを越えた。 だが、最低賃金の22%削減などが盛り込まれた緊縮策に抗議し、アテネでは採決前の12日夕、8万人以上が国会議事堂前などで抗議デモを行った。デモには過激派も加わり、警官隊に火炎瓶などを投げつけ、市中心部の映画館や銀行、商店など40棟に放火した。警官隊が催涙弾などで応じ、衝突は数時間続いて150人以上が負傷した。過激派は首都以外でも、北部テッサロニキ、南部クレタ島など各地で警官隊と衝突した。 (2012年2月13日13時54分 読売新聞)
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