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京文化 家元らが指導歴史が息づく古都の地の利を生かし、京都府内の府立高校で茶道や華道の授業が活発に行われている。中でも茶道は、今年度から全46校に拡大。都道府県立高校の全校が取り組むのは初めてだ。 国は2009年に告示した高校の新学習指導要領で、伝統文化学習の充実を打ち出した。府教委では、地元に多数住んでいる家元らに直接指導してもらい、伝統文化への関心を育むことにした。 授業は、総合学習や家庭科などの一環として、2、3時間程度実施する高校が多い。スタートの10年度は、12校が茶道の授業を導入し、今年度、全校に拡大する一方、華道の授業も6校で始まった。 京都市左京区の北稜高校では先月15日、2年生40人が茶の湯を体験。裏千家教授の山田宗和さん(77)の手ほどきで茶を 松尾絢斗さん(17)は「相手をもてなす心の大切さがわかった」と神妙そうだった。 他方、同市伏見区の洛水高校では昨年11月、3年生60人が生け花に挑戦。桑原専慶流の十五代家元、桑原仙溪さん(50)の指導を受けながら、小菊やスイセンなどを思い思いに生けて楽しんだ。牧村琴乃さん(17)は「花に触れていると、心が落ち着く」と話していた。 授業上の悩みは、校内に和室のない高校があることだ。このため、近くの公民館の和室を借りたり、いすに腰掛けて茶を点てる 府教委高校教育課の川口浩文指導主事(48)は「将来は能や狂言なども授業に取り入れていきたい」と話している。(京都総局 横田加奈、写真も) (2012年1月12日 読売新聞)
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