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電子黒板 小中の全学級に滋賀県草津市が、電子黒板を全市立小中学校のすべての学級に設置している。教員が授業で使いたい時に使えることから、電子黒板の利用が活発化している。 電子黒板は、用意しておいた写真や資料をワンタッチで映せる。その分、板書する時間が節約でき、子どもの発言や問題練習の機会が増えるなどの利点がある。市は「学力向上につながる」と、2009年度に国の補助事業を活用し、一気に導入。全国でも先駆的な試みとなった。 市立小中19校に設置した電子黒板は429台。全国の公立校に平均1・7台しかないのに比べて、圧倒的に多い。 全学級への設置で、授業のたびに電子黒板がある特別教室に移動する必要がなくなった。機器操作が苦手な教員の利用も次第に増え、学校ぐるみの活用が進んだ。各校のインターネット環境も整備され、市が契約した教科書会社のデジタル教材を教室で取り出せるようになった。 市立渋川小学校では1月下旬、5年生たちが算数で、立体図形について学習。児童が方眼紙に描いた円柱の見取り図を電子黒板に映して、描き方を発表したり、画面の三角柱の展開図にタッチペンで印をつけたりした。 関原穂香さん(11)は「みんなの意見を簡単に書き込めて便利」と楽しそうだ。 11年2月に全小中学生を対象にしたアンケート調査でも、「電子黒板はわかりやすい」という回答が85%に達した。 ただ、市教委学校教育課の上原忠士専門員(43)は「大事なことはノートに手書きさせている。従来の板書授業も併用しながら、知識の定着を図りたい」と話している。(大津支局 矢野彰、写真も) (2012年2月9日 読売新聞)
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