教育ワンダーランド@よみうり

 

 
 2011年度の大学入試でも読売新聞から数多く出題されました。大学・短大のみならず、大学院の入試にも登場しています。弘前大、筑波大、東京農工大、岐阜大、大阪大、京都府立医科大、名古屋市立大など国立23校、公立18校、上智大、中央大、東京医科大、順天堂大、日本大、早稲田大、同志社大、福岡大など私立86校、短大16校などの有名校で出題されました=読売新聞、学研教育出版調べ、2011年7月1日現在=。
 
 

 新聞の中心となる一般記事は、社会問題、国際問題、環境問題など、現代社会が抱える諸問題を取り上げ、時には深く、また時には他の問題と関連づけて執筆されています。したがって、大学はこれらの問題を小論文の題材として記述させることで、受験生がどれだけ社会に関心をもち、自分の問題として捉え、その解決策を考えているかを見定めています。実際、多くの大学・短大で一般記事を読ませて自分の考えを述べさせています。日ごろから新聞にどれだけ親しんでいるかが問われるのです。
   
 読売新聞には、日曜朝刊一面の「地球を読む」、解説面の「論点」など、各界で活躍する著名人や知識人の寄稿が豊富に掲載されており、ここからの出題も相次いでいます。テーマを絞った時事的なニュースを扱っており、単独でも国語や小論文に引用されることが多いのです。やや難度の高い文章が多いのですが、だからこそ、ライバルを引き離す得点源になる可能性があります。
   

 社説は毎年、十数件出題されています。読売新聞の社説は、現実に立脚した的確な主張を続け、その先見性が高く評価されてきました。これが小論文で主張を引き出す素材として最適なために、多くの大学が注目をしているのです。自分の考えを深めるためにも社説の主張を読みとることは大切です。
   
 小論文問題では、身近な問題にどのような考えを持っているかが大切になります。読売新聞の連載記事は世の中の出来事をじっくり分析する内容になっています。連載1400回を数える「教育ルネサンス」や、5000回を超えた「医療ルネサンス」などの連載に注目です。
   
 古典や季節の話題などを織り交ぜながら、世相を鮮やかに斬るコラムは、文章の適度な長さと明確な表現力、新鮮な話題性で、国立・私立・短大を問わず、まんべんなく出題されています。「編集手帳」は毎年、必ず出題に引用される人気コラムです。
   
 「英語」「小論文」における出題件数が76件を数えたデイリー・ヨミウリ。デイリー・ヨミウリには読売新聞に掲載されるコラムや社説の英訳が掲載されており、両紙を併読することで日本語と英語の表現や組み立ての違いなどを確認することができます。デイリー・ヨミウリでヘッドライン(大見出し)の下に「The Yomiuri Shimbun」と表示されている記事は読売新聞の翻訳記事です。
 最初は難しくても、読み続けることで長文読解や速読訓練など、受験に必要な英語力を着実に養うことができるはず。何より、英文そのものに慣れる効果が期待できそうです。
   
   
   
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