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家庭料理の技伝え50年、「定番100品」記念出版

ベターホーム協会

 家庭料理の技術や食材の知識の普及に取り組んできた一般財団法人ベターホーム協会(東京)が、設立50年目を迎えた。全国18か所で料理教室を開いているが、若い受講生の料理技術の低下が目立ち、特に最近は基本的な家庭料理の作り方も知らない人が目立つという。

 協会では今月、定番料理100品を紹介する本を出版。家庭料理の継承に力を入れる。

 同協会は昨年、25〜35歳の独身女性約360人を対象にインターネット調査した。料理名を挙げ「おいしく作れるかどうか」を尋ねたところ、「肉じゃが」(75%)は高い割合だったが、「ひじきの煮物」(43%)や「切り干し大根の煮物」(33%)は半分以下。「天ぷら」(26%)と「茶わん蒸し」(23%)をおいしく作れる人も少なかった。社会人になるまでに親や祖父母から料理をあまり習わなかった、全く習わなかったという人は、合わせて6割になった。

 同協会が50年を記念し、今月出版した「ベターホームが料理教室で50年教え続ける、しっかり作りたい定番料理100品」(1800円税別)は、レシピのほか、布巾やまな板の消毒法や包丁の研ぎ方も写真入りで紹介している。手間はかかっても、きちんとした技術を後世に残していこうというねらいがある。「簡単、手軽がもてはやされる近頃の風潮に逆行するレシピもあるが、丁寧に家庭料理を伝えていきたい」としている。

2012年2月14日  読売新聞)

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