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蘇る記憶 懐かしの車たち

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日産・ローレル

1968年4月4日朝刊

 
ローレル デラックス
67万5000〜80万円

  • ニュースから
    • 公団、分譲住宅の登記 “夫婦共有、認める”
       日本住宅公団の分譲住宅は、これまで所有権移転の登記が買った本人だけに限られていたが、購入希望者の中に“夫婦の共有財産にしたい”という声が高いため、(中略)夫婦に限り、共有の申し込みを付けることになった。(中略)入居者の一人が妻の退職金を頭金に充てたところ、それが夫に対する贈与だとみなされ、税務署から贈与税をかけられるというケースが起こり、そのほかにも、妻名義の貯金を購入資金に充てたところ贈与税の対象として税務署から追及された――などの苦情が相次いで同公団に持ち込まれた。
  • 広告から
    • セパレート形クーラー ダイキンスプリコン 15万5000円
    • 日立ソリッドステートテレビ 12形=4万4000円、17形=5万1900円
    • NHKテレビ「きょうの料理」4・5月号 120円
 
1968年3月13日朝刊

 
1968年4月14日朝刊

 「ハイ オーナー カー」という言葉を生んだといわれる日産「ローレル」の発売広告。最上段に「ハイオーナーのあなたにおくる《栄誉の象徴》」、車名の上にも「ハイ オーナー セダン」とある。

 1800cc、100馬力、最高時速165キロの性能をアピールするため、当時の外国車との比較表が掲載されている。3月の発売予告広告では、「国際水準を大きくリード」とうたわれており、自信と意気込みを感じさせる広告となっている。

 「ハイ オーナー カー」という言葉はその後、上級車種を指す言葉としてある程度、定着したものの、1980年代中盤には「ハイソカー」といった言葉が使われるようになり、現在は二つの言葉ともほとんど使われなくなっている。

自動車の話題
“飛び石ハイウエー”東名道路 けさ3か所でテープ切る

 本格的ハイウエー時代の幕開けを告げる日本の大動脈・東名高速道路は、東京都世田谷区玉川瀬田町―神奈川県厚木市岡田、静岡県富士市伝法町―静岡市西脇、愛知県岡崎市洞町―小牧市村中の3区間計128.6キロの開通式が24日午前9時から東京料金所、富士インターチェンジ、岡崎インターチェンジの3か所で行われた。

 3425億円の巨費を投じたこのハイウエーは来年5月には東京―小牧間346.7キロが全線開通し、小牧市で名神高速道路と直結する予定で、東京―西宮間が乗用車で約6時間に短縮され、日本の大動脈となる。一般開放は25日午前0時から。(4月24日夕刊)

東名道路、先陣争い 79時間居すわるマニア

 25日午前0時開通の東名高速道路一番乗りをめざして、さる21日夜から、東京・世田谷の東京インターチェンジで待機する車が現れた。この車、東京都新宿区の会社社長(67)のもの。開通まで3日と7時間居すわるつもり。(4月23日朝刊)

 
「懐かしの車たち」皆さんの思い



    

ローレルはこれまでと一味違った高級感を持った車でした。当時、知人が所有しており、借りて何回か運転したことがありました。1968年の秋のことですから古い話です。当時、ホンダS500を所有しておりました。現在、所有している古い車は240Zです。もちろん現役で走行可能です。(66歳 米国在住日本人さん)

    
男性



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2010年12月6日  読売新聞)
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