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 謎めいた深夜の画廊で見た銅版画の不思議な世界へ、美しい鉱石を思わせる言葉の連なりが誘い込む。冬眠者の一族が暮らす尖塔(せんとう)のある館と世話をする使用人たち。 (2月23日)[全文へ]


 作者自身が監督し、2009年のベルリン国際映画祭で「国際批評家連盟賞」「カリガリ賞」を受賞した映画の原作小説。 (2月23日)[全文へ]


 人間は、正当と考えられる権威に命じられたなら自らの道徳観に反しても罪のない他人を傷つけてしまうのか。1970年代に衝撃を与えた実験報告が新訳で復活。 (2月23日)[全文へ]


 知ってはいてもなかなか読み通せない千年前のベストセラーの魅力に、主要登場人物だけでなく従者や乳母子(めのとご)というマイナーな端役を紹介しながら楽しく迫る。 (2月23日)[全文へ]


 福沢諭吉をはじめとする明治時代の思想家たちには共通のバックボーンがある。 (2月20日)[全文へ]


 北朝鮮による拉致から帰還した著者が韓国・ソウルを訪ねての感慨をつづる第一部。北朝鮮と同じ民族が作る別の国の姿に、独自の経験からくる観察が興味深い。 (2月20日)[全文へ]


 夜の暗闇と静寂のなかでゆっくりとろけていく果実、海の味をそのまま封じ込めた塩との出合い、おいしいご飯を炊くための試行錯誤……。 (2月16日)[全文へ]


 井伊直弼(なおすけ)の大老就任、和宮の降嫁、大政奉還といった大事件の裏には、落語でおなじみの熊さん八っつぁんや与太郎がいた!? (2月16日)[全文へ]


 第2次大戦中、ナチス・ドイツに包囲され、飢餓に苦しむレニングラード。 (2月16日)[全文へ]


 後輩の不倫自慢をセクハラの相談と取り違え、本社から郊外の倉庫に飛ばされてしまったイリエ。 (2月16日)[全文へ]


 江戸時代に起こった事件を史料を紐解(ひもと)きながら解説。 (2月13日)[全文へ]


 詩人の伊藤比呂美が、1歳の長女育児中に第二子を妊娠したところから、子育ての奮闘を描く。 (2月13日)[全文へ]


 秋月藩上士の家柄に生まれた小四郎は、臆病な性格だった少年時代、〈逃げない男になりたい〉と心に誓った。 (2月9日)[全文へ]


 12年前のその朝、魚貫めぐるは、公務員試験に向かう途中で突然の雨に降られた。 (2月9日)[全文へ]


 戦中派の論客として活躍した橋川文三(1922〜83)の論考を、気鋭の評論家が精選。 (2月9日)[全文へ]


 レンタルビデオ店で働く須賀原は元刑事。 (2月9日)[全文へ]


 小さな事実の集積で像を描く。水まんじゅう、ブルーチーズが好物だったこと。 (2月6日)[全文へ]


 ノルウェー北部の都市トロムソで描かれた表題作。教科書で記憶している詩人の詩とは異なる、心の風景をスケッチしたような、長くてスピード感のある詩群。 (2月2日)[全文へ]


 雑誌「婦人公論」に掲載された23人の作家と作品について、1954年生まれの著者が、最初に読んだ時の感想を織り込んで、紹介する。 (2月2日)[全文へ]


 韓国や中国と比べ、名字の多い日本。ほとんどの家庭が登録していた頃の電話帳をあたるなど、著者自身が調べた、日本の名字の由来や分布。 (2月2日)[全文へ]




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編集者が選ぶ2011年海外ミステリー

海外ミステリーが傑作揃いだった2011年。各社担当編集者のベスト5を紹介します。

連載・企画

海外ミステリー応援隊【番外編】 2011年総括座談会
世界の長・短編大豊作…やはり新作「007」、「犯罪」不思議な味、北欧モノ健在(11月29日)

読書委員が選ぶ「震災後」の一冊

東日本大震災後の今だからこそ読みたい本20冊を被災3県の学校などに寄贈するプロジェクト

読売文学賞

読売文学賞の人びと
第63回受賞者にインタビュー

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