『ばいばい、にぃに。』 柳川喜弘著
世界タイトルを目前に足を負傷しリングを去った元ボクサーの弐戸。古雑誌を売って暮らす彼の前に、亡くなった弟によく似たボクサーが現れる――東京・中野にそっくりの「猫の世界」の住人たちが、織りなすヒューマンストーリー。
ほろりとしてしまうのは、猫たちの切なげな表情が心の琴線に触れるから。病と闘いながら単行本化に奔走した作者のあとがきも感動的。(小学館、619円)
(2011年12月29日 読売新聞)
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