シリア戦、永井・山村が先発…五輪予選

　Ｕ―２３（２３歳以下）で争われる男子サッカーのロンドン五輪アジア最終予選は５日、第４節を迎え、Ｃ組首位の日本はアウェーで２位シリアと対戦、日本時間午後９時５分にキックオフされる。

　先発には永井（名古屋）、足の故障から久々に復帰した山村（鹿島）が名を連ねた。

　本来はシリア開催だが、政情不安の状態が続いているため、ヨルダンの首都アンマンに変更された。日本は今回、清武（Ｃ大阪）が、ドーハ直前合宿で左ふくらはぎを痛め離脱。昨年１１月の最終予選で２試合連続得点した大津も、所属のボルシアＭＧ（独）が招集に応じなかったためメンバーに入っていない。攻撃力の低下が心配される中、選手たちの奮起が期待される。

　先発は以下の通り。

　▽ＧＫ　権田（Ｆ東京）　▽ＤＦ　酒井（柏）、鈴木（新潟）、浜田（浦和）、比嘉（横浜Ｍ）

　▽ＭＦ　山口（Ｃ大阪）、山村、東（大宮）、山田直（浦和）、山崎（磐田）
▽ＦＷ　永井

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　他にバーレーン、マレーシアが入るＣ組は日本が３連勝し勝ち点９、昨年１１月の第３節で日本に敗れているシリアは２勝１敗で勝ち点６。

　日本はシリアに勝てば、残り２試合を残し、２位との勝ち点が６差となり、５大会連続の五輪出場に大きく近づく。

　アジアからは、Ａ〜Ｃ組の各１位が五輪出場権を獲得。各２位は３月にベトナムで行われる総当たりのプレーオフに回り、勝者が４月の大陸間プレーオフでセネガルと五輪出場をかけて戦う。

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