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日本、シリアに1―2で敗れる…五輪予選

前半、ボールを競り合う永井(左)(5日、アンマンで)=冨田大介撮影
前半ロスタイム、同点のゴールを決める永井〈11〉(5日、アンマンで)=冨田大介撮影

 U―23(23歳以下)で争われる男子サッカーのロンドン五輪アジア最終予選は5日、第4節を迎え、C組首位の日本はヨルダンの首都アンマンで2位シリアと対戦。

 先制された日本は前半ロスタイムの永井のゴールで1―1に追いついたが、90分、シリアのミドルシュートが決まり、1―2で敗れた。勝ち点、得失点差で並ばれ、総得点で劣るため、2位に転落した。

 前半、日本は押され気味の展開の中、山崎が左手を負傷して退場、18分に大迫(鹿島)が入った。直後の19分にはファレスの左足FKが大迫の頭に触れて変化、GK権田もとりきれずゴールイン。シリアが先制した。

 日本は相手の速いプレッシャーに手こずり、また、荒れたピッチが影響してか、なかなかボールがつながらない。

 日本は前半ロスタイム、大迫のパスから永井がゴール前に走り込み、相手選手と競り合いながら、右足で巧みにゴール左に流し込んだ。

 52分のスマのシュートは権田が好セーブ。日本は前半に比べ、ボールを持てるようになったが、シリアも時折、鋭いカウンターを見せる。

 日本は75分、山村に代わり、扇原(C大阪)を投入。

 日本は80分、大迫が右足シュートを放つも相手GKが必死にはじく。

 83分の永井のシュートはバーの上に外れた。

 90分、シリアのミドルシュートは無情にも日本ゴールに吸い込まれた。

 日本の先発メンバーは以下の通り。

 ▽GK 権田(F東京)

 ▽DF 酒井(柏)、鈴木(新潟)、浜田(浦和)、比嘉(横浜M)

 ▽MF 山口(C大阪)、山村(鹿島)、東(大宮)、山田直(浦和)、山崎(磐田)

 ▽FW 永井(名古屋)

2012年2月5日23時00分  読売新聞)

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