ディクソン今季２勝目、佐藤は１０位

優勝トロフィーを手にガッツポーズするディクソン＝杉本昌大撮影

　自動車・インディカーシリーズ第１５戦インディジャパン・ザ・ファイナル最終日（１８日・ツインリンクもてぎ＝読売新聞社など後援）――ロードコースで決勝（６３周）が行われ、予選１位のスコット・ディクソン（ニュージーランド）が今季２勝目、通算２６勝目を挙げた。予選２位のウィル・パワー（豪）が２位。

　日本勢は、参戦２年目の元Ｆ１レーサー、佐藤琢磨が予選１１位から一つ順位を上げ、１０位。スポット参戦の武藤英紀は１８位だった。

ファンに感謝

１０位に終わった佐藤（手前）の走り＝杉本昌大撮影

　佐藤は一時、７位まで順位を上げたが、結局、１０位に。最後までマシンの調整がうまくいかず、「思い切った走りがしたかったけど、それができなかったのが残念」と悔しさをにじませた。ただ、ファンの声援には励まされたようで、「素晴らしい応援だった。みんなの前で走れたことは楽しかった」と感謝した。