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ヤジ・私語・居眠り…震災後の県議に緊張感なし

 「県民の代表としてしっかりして」「大人として情けない」――。宮城県議会の議会運営委員会で21日に公表された本会議の傍聴者アンケート結果で、ヤジや私語、居眠りなどを繰り返す県議のあきれた態度が浮き彫りとなった。

 「震災後なのに緊張感がない」との厳しい批判もあった。

 公表されたのは、2010年11月議会から11年11月議会までのアンケートの自由記入欄に寄せられた64件。8割近くがヤジや私語などを問題視していた。県議会事務局によると、議会改革の一環として、09年9月議会からアンケートを始めた。傍聴者の数%が自由記入欄に意見を書くという。

 21日の議運では、アンケートについて、「各会派に持ち帰り、課題を出して、次回の議運で意見を頂く」との方向でまとまりかけた。だが、委員から「居眠りなどは会派で検討するようなものではない」との指摘があり、「居眠りは注意してもらう」ことが決まった。

2012年2月22日12時07分  読売新聞)

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